juwi自然電力、関西最大規模となる約121MWの太陽光発電所を兵庫県で完工
juwi自然電力株式会社(以下、jSE)は、兵庫県三田市にて約121MW(DC)の太陽光発電所(以下、本発電所)を完工し、2024年4月11日に竣工式を開催いたしました。本発電所は約85MW(AC)の再生可能エネルギーを大手電力会社へ供給する、関西最大規模の太陽光発電所となります。
本発電所は、既に造成されているゴルフ場の跡地(約224ha)を利用し、2021年8月より建設工事を開始しました。建設用地の伐採および造成工事を減らし、三次元の地形データから杭架台設計を行い、パネル設置面積を最大化することで、環境負荷とコスト低減の両面に配慮した工事を実施しました。
また、本建設工事では休業災害ゼロを達成するとともに*1、作業効率を高めることで当初計画より約4ヵ月間前倒しで売電を開始することができました。
本発電所は、jSEにおいて完工済みの案件として過去最大のもので、年間発電量は約143百万kWhを見込んでいます。これは約34,200世帯*2の消費電力および、年間約4.1万トンのCO2排出削減に相当します。
jSEは、本発電所を含め、これまで約712MW(DC)の太陽光発電所のEPCを完工してきました。国内外問わず、世界で培った知識や経験を生かし、高品質かつ地域に根差した太陽光発電所の建設を通じて、持続可能な社会の構築に貢献してまいります。
再生可能エネルギーへの需要は今後も増加が予想されることから、これまでのEPC事業で積み上げてきた知見をもとに、開発業務を含めた太陽光発電所の建設業務に取り組んでまいります。
*1: 総作業時間:1,236,096時間、総動員数:154,512名
*2: 環境省「世帯当たり年間エネルギー種別消費量(固有単位)および支払金額(令和3年度)」を基に算出
【事業概要】
発電所名 | パシフィコ・エナジー三田メガソーラー発電所 |
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発電所所在地 | 兵庫県三田市 |
事業主 | パシフィコ・エナジー三田メガソーラー合同会社 |
EPC(設計・調達・建設) | juwi自然電力株式会社 |
発電出力 | 約121MW(DC)、約85MW(AC) |
想定年間発電量 | 約143百万kWh(一般家庭約34,200世帯分の年間電力消費量に相当) |
着工日 | 2021年8月2日 |
運転開始日 | 2023年8月16日 |
【juwi自然電力株式会社について】
「自然エネルギー100%の世界を共につくる」をビジョンに掲げる自然電力グループで、太陽光発電所の開発・EPC(設計・調達・建設)を担う。2013年1月設立。これまで国内において、特別高圧案件を含む約712MW(DC)の太陽光発電所のEPCプロジェクトを完工(2023年12月末時点)。現在は開発業務を含めた太陽光発電所の建設を進めている。
本 社 :東京都中央区日本橋本町2-4-7
代表者 :代表取締役 ヴァルツェヒャ・ヤン・マーテン
URL :https://www.shizenenergy.net/about/JUWI-shizen-energy/